文章や画像などのコンテンツが、第三者のホームページに無断で転載されてしまう被害。事前の「警告」が何よりの予防策です。万一の際は訴訟も視野に入れて動きましょう。
概要
ホームページ上の文章や画像などのコンテンツが、第三者のホームページに無断で転載されてしまう被害。コピーの容易な電子データであること、そう滅多に「ばれない」ことを逆手にとった犯行で、それほど罪の意識もなく行っているケースが大半です。
犯行の手口
酷い場合には、文章が一言一句そのままの状態でコピーされたり、写真やイラストがあたかもオリジナルのものとして公開されたり、ホームページ全体がデザインそのままごっそりコピーされてしまうこともあります。僅かな修正だけ行って偶然の一致を装うような図々しい手口もよく見られます。
主な予防策
事前に「警告」しておくことが何よりの予防策です。全てのページに「無断複製・転載を禁じる」旨の注意書きを、目立つように表示しておくと良いでしょう。
万一の際の対処法
まずは公開の差し止めを本人に要求しましょう。それでも改善がみられない場合には、民事の専門家に相談を。
企業ホームページや雑誌などに盗用された場合は、損害賠償請求の準備も。こうしたケースは明らかに確信犯ですので、容赦する必要はありません。